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島実蔵の商品先物十八番勝負

第四章 必見、取引したい会社(商品取引員)と、外務員の選びかた

其の十二 うるさいくらいの説明がある会社が安全

ここからは、現代の商品先物取引の利用方法についてのお話しです。法律にもとづく紳士の取引です(少なくともロンドンではそう呼びます)から、紳士でもない島実蔵などあてにせずに、詳しくは外務員の助言、「委託のガイド」などの熟読を強くおすすめします。ただ、役立つポイントを外すほどボケていません。(女房は疑っていますが)あと残り七番勝負、現代の先物取引のお勉強です。

あなたが最初に「日本ユニコム株式会社さん」と出会ったとき、先物取引の説明がしつこくて、細かいところまで解説のしすぎだなんて思いませんでした? そこまでやるのかよと言いたくなるほどの熱心さに驚いたはずです。

気が短い島実蔵は「リスクがあることなど端から承知。すぐにやらせろ」なんて暴言をはきましたが、ニッコリと微笑んで止めません。熱心さにまけて(あきらめて)聴いてみると、これが予想以上に収穫が多くて二度びっくり。考えてみるとリスクのある投機ですから、うるさいぐらいの説明がない方が逆に不安ですよね。

商品先物取引委託のガイド

投機の危険性の説明のあと、あらためてお客さまの「適格性や適合性」をチェックすると聞いてまたもやびっくり仰天。チェック? 審査? なんだい上から目線かよって叫んでいましたが、お客さまの知識と資産状況に応じた勧誘(取引のおすすめ)をするために、取引員に義務づけられている制度なんだそうです。

いわば登竜門というわけで、もちろん未成年者などはシャットアウトですが、「本人確認」から「口座開設申込書」「承諾書」など、書類が多すぎるなんて愚痴らず(あなたはぼやき専科ねと女房は笑いますが)、きっと島実蔵と、あなたのためになるはずですから、ルールには積極的に協力しましょう。


其の十三 愛してないぞと感じたら、逃げろや逃げろ!

東京穀物商品取引所

大切なお金を運用するのですから、委託者(みなさんのことです)にとって商品取引員と担当外務員にはぜひ良い人にめぐりあいたいと願うのは当然です。

商品取引員には、資産要件と法にのっとった正しい「受託行為」ができるという二つの条件(もっと他にもありますが)をクリアーして許可されていますから、資金を預けても、売買注文をだしても不安はありません。

でも、安全で大丈夫なのと、呼吸があう、水があうというのとは別問題でしょ。美人だけど話があわないとか、ブスだけど一緒にいると癒されるとか、女房には言えないことがあるじゃないですか。

相場で儲けようとする前にここがしっくりいかないと、たとえ大勝利だったとしても面白くもないし、満足できないはずです。

損で終ったとしても、「また稼いで、余裕資金ができたら再挑戦する。そのときも相手にしてくれるだろうね」って言い、「がんばってくださいね」と互いに次回を誓い合える、そんな担当者とめぐりあいたいものです。

では、どこで人物評価をするのか。ポイントは「一生懸命」かどうかです。手数料収入をあげるのがビジネスですから、客を前にすると誰でも一心不乱に勧誘してきますが、その内容によるのです。

まず、商品先物取引を愛してるかどうかがカギでしょう。儲かるか損するかは単純な確率で言うと5割ですし(手数料はシステムの使用料で、損ではありません)、リスクを取りにいくのですから損失は承知のうえですが、自分が好きでもないのに勧めているぞと感じたら、さっ、逃げろや逃げろ!

はじめに
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