商品先物取引の価格情報・レポート・市況・需給データ「日本ユニコム」
日本ユニコムEU首脳会議の行方が焦点
金 3000~3400円(先限)
白金 4500~5000円(先限)
1.金融市場の動向
2.規制強化の動き
3.ETF残高
今週のNY金市場は堅調。15-16日のEU財務相級会合で欧州各国がギリシャへの支援準備で合意したこと、S&Pがギリシャの今後の格下げの可能性を示す「クレジット・ウォッチ」を解除したこと、16日のFOMC声明で米国の超低金利政策の継続が確認されたこと、などでユーロ高ドル安が進行する中、買いが優勢となった。16日のEU会合で一服感が出つつあったギリシャ問題だが、週後半には、同国が「IMF支援の可能性」とした一部報道が伝わり、不透明感が再燃。同国のパパンドレウ首相は、来週25-26日のEU首脳会議でEU各国に救済の具体策を決定するよう求めており、会議の行方が注目される。
12日に白金の最大生産国南アのストが回避されたことで伸び悩む動きを見せた白金相場だったが、今週も上げ基調が継続し、1月の年初来高値(1654ドル)を覗う動きとなっている。
OPEC総会は予想通り据え置き
予想レンジ:44000~49000円(先限)
1.ユーロの動向
2.米国の在庫動向
3.金融規制の動き
今週のNY市場は、ドル高を嫌気して売られたあと、ドル反落・米経済指標の堅調・米株高を材料に切り返した。期近は一時83.09ドルと、1月11日83.95ドル以来の高値を付けた。17日のOPEC総会は予想通りの据え置き決議。現行生産目標を上回る産油(ヤミ増産)に対し生産目標遵守の再確認もなされたものの、決議内容は前回をほぼ踏襲する内容で市場の反応は限定的だった。IEA週間在庫統計で製品在庫の減少が確認されたが、製油所稼働率の低下と原油在庫の積み増しも確認されており、単なる生産調整による在庫減であることが覗える。需給面では大きな変化はなく、株価・ユーロドルの動きを眺めた展開が見込まれる。
NY原油の動向に注目
予想レンジ:52000~59000円(東京ガソリン先限)
1.NY原油市場の動向
2.金融相場の動向
3.製油所は定修入り
今週の石油製品市場は、序盤にNY原油安に連れて下落したが、その後、NY原油が反発したことや円安基調を受けて切り返した。石油連盟が17日発表した原油・製品供給統計週報(7~13日)によると、ガソリンの週末在庫は前週比0.1%減の218万5322Klとなり、4週連続で減少した。推定出荷量が同14.9%減の96万9290Klと大幅な減少に転じた。週末の天候不順やガソリン価格の値上がりで行楽需要が振るわなかったことが原因とみられる。灯油在庫は同6.0%減の180万0805Klで5週連続の減少だった。出荷は同0.8%減の60万5726Klで3週連続減。
作付け初期の米中西部の天候に注目
予想レンジ:19500~22500円(先限)
1.南米産の動向
2.春先の米国産地の天候
3.ドル相場など外部環境
今週のシカゴ市場は続伸。飼料用コーンの世界的な大量供給や期末在庫の上方修正が圧迫材料となり軟調にスタートしたが、その後はドル安・原油高を好感して続伸した。米国産地での降雨で種まき作業が遅れるとの懸念や、更に洪水予報が出たことも支援材料となった。目先、市場の最大の関心は、月末31日の作付け意向面積と四半期在庫報告。作付け意向面積に対する市場コンセンサスは前年比200~300万エーカーの増加で、一部では過去最大の9000万エーカーに達するとの見方もある。米産地での降雨は週末まで続く見通し。
作付意向面積に注目が移行
予想レンジ:36000~42000円(一般大豆先限)
1.中国の輸入動向
2.金融市場の動向
3.南米産地の天候
今週のシカゴ市場は続伸。NOPAが発表した大豆圧砕高統計が市場予想を上回り、堅調にスタートした。FOMCでの低金利政策継続やアルゼンチンの港湾・物流業者のストライキの噂、ブラジルの積み出しの遅れ懸念など強材料が重なった。週間輸出成約高は市場予想を大幅に上回った。月末の作付意向面積が注目点。アルゼンチン農牧省は09-10年度の大豆生産高見通しを市場最高の5100-5500万トン、コーンは前回見通しの1900-2100万トンのレンジの上限である2050万トンと発表した。
テクニカル主導の展開
予想レンジ:20000~23000円(先限)
1.原油・金融など外部市場の動向
2.ブラジル産地の天候
3.コロンビアの天候
今週のNY市場は、ユーロドルや原油の堅調をサポートに底堅く推移すると、週後半にはテクニカル面から買われ、135セント台を回復した。130セント割れ水準での下値の固さが確認されたことで下値不安は後退しているが、今後4~5月にかけて中南米諸国からの新穀供給を控えていることを考えると本格的な相場反転も想定し難く、テクニカル面主導で往来相場が継続される可能性がある。
タイの情勢に注目
予想レンジ 270~300円(先限)
1.上海市場の動向
2.タイの政情
3.金融市場の動向
今週の東京ゴムは、先週の急落に対する買戻しが先行し堅調な展開となった。また、タイの政情不安やタッピング(減産期)入りにより期近が総じて底堅く、当先の逆サヤは15.1円と、前週末6.5円から拡大した。タイではタクシン元首相支持派のデモにより不安定な情勢が続いている。デモの長期化により参加者は徐々に減少し、18日には抗議行動を一時中断したが、20日にはタイの首都バンコク全域で大規模なデモを再開する予定となっている。2008年に行なわれた政府への抗議行動では空港封鎖などが行なわれた経緯があり、供給リスクの高まりを意識した買いが誘われやすい地合となっている。
急落に対する修正局面
予想レンジ:35000~40000円(先限)
1.石油やドルなど外部市場
2.実需は買い控え姿勢
3.収穫期のブラジルの天候
今週のNY市場は続落。20セントが上値抵抗として意識される中、チャート形状の悪化で売りが先行する相場となった。ただ、3月の高値から短期間で10セント以上も下落してきただけに、週後半は買い戻しが優勢となった。独調査会社F.O.リヒトは、09-10年度の世界砂糖生産高見通しを1億5600万トンとし、従来見通しから下方修正した。インドなどのアジアやブラジルの生産が予想を下回ったことが背景だが、市場の関心は10-11年度の新穀供給に向いており、反応は限定的だった。
心理的節目の攻防に注目
予想レンジ 10500~11500円(先限)
1.消費不振は継続
2.逆サヤ傾向
3.中国からの輸入動向
今週の小豆市場は揉み合い。先週、注目されたホクレンの実収高報告を通過し需給面での手掛り材料が不足する中、様子見姿勢が強まった。チャート主導の動きが強まる可能性。
*当資料は情報提供を目的としており、当社取り扱い商品に係わる売買を勧誘するものではありません。内容は正確性、完全性に万全を期してはおりますが、これを保証するものではありません。また、当資料により生じた、いかなる損失・損害についても当社は責任を負いません。投資に関する最終決定は、お客様ご自身の判断でなさるようお願いいたします。
日本ユニコム株式会社
商品取引員、金融商品取引業者[関東財務局長(金商)第287号] 加入協会:日本商品先物取引協会、(社)日本商品投資販売業協会