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1993年(平成5年)の米騒動
1993年は梅雨前線が長期間日本にとどまり、九州地方でもついに梅雨明け宣言がなされず、日照不足と長雨による影響で、この年の全国の作況指数が74(著しい不良)となりました。
1993年当時1000万トンの需要に対して、収穫量が800万トンを下回る事態となり、米価は秋口から少しずつ上昇を始め、細川内閣は9月、260万トンをタイ、中国、アメリカから緊急輸入を行うと発表する一方で、国産米は人気のため、また市場の品薄感もあって買い溜めと売り惜しみが発生、米屋の店頭から国産米が消える事態にまで発展しました。
当時の世界の米の貿易量は1200万トンでしたが、その20%に当たる米を日本が調達したため、国際的な価格高騰を招き、その結果、タイ国内でも米価が急騰し、タイ国民が日本の不作の煽りを大きく被るという事態になりました。またこの年、初めて日本の食料自給率が40%を下回ったことも、この危機感をより印象付けました。
【米のミニマムアクセス】
日本が米の国内生産を保護するために高い関税を設けて輸入を制限する代わりに、最低限輸入しなければならない外国産米のことで、1993年のウルグアイラウンドで合意されました。
現在は年間消費量の約1割に当たる約77万トンを米国や中国、タイ、オーストラリア、ベトナム等から輸入しています。
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