商品先物取引のことなら「日本ユニコム」
日本ユニコムパラジウムは比較的歴史が浅い金属で、1803年にプラチナの残留物から初めて分離されました。ただ、パラジウムの持つ優れた特性を生かす技術が無かったため、長い間「シックメタル」と呼ばれていました。
白金系金属の中では融点が1554度と最も低いことから加工性に優れ、近年では電子・電気用、自動車用触媒、宝飾用合金や歯科用合金など、利用法が拡大しています。色は銀白色ですが単体でアクセサリーなどにされることはなく、他の金属との合金として多く使用されます。
パラジウムはその多くが工業用に利用されています。中でも電子・電気用、自動車用の使用がほとんどと言っていいでしょう。
電子用には電気接点や抵抗体に使われ、白金などとの合金として使用されることが多く、電気用には多層セラミック・コンデンサーやセンサー、集積回路などに使用されます。技術の進展によって個々の製品や部品における使用量は減少していますが、反面これらの製造数が拡大しているためパラジウムの使用量もまた増加しています。身近な例としては携帯電話やPHS、コンピューターの普及などが上げられます。
電子用には電気接点や抵抗体に使われ、白金などとの合金として使用されることが多く、電気用には多層セラミック・コンデンサーやセンサー、集積回路などに使用されます。技術の進展によって個々の製品や部品における使用量は減少していますが、反面これらの製造数が拡大しているためパラジウムの使用量もまた増加しています。身近な例としては携帯電話やPHS、コンピューターの普及などが上げられます。
また、耐蝕性を持つことからパラジウムは歯科用合金にも使用されます。国内ではパラジウム含有量20%の合金が保険対象となることから消費が伸びています。
宝飾用には主に白金へ使用されるほか、金に白い光沢を加えるために使われることもあります。国内では品位の高い宝飾品に人気があるため、この分野での使用量はあまり変化していません。
地域別にみると、日本、北米、欧州で世界の需要のほとんどを占めています。
パラジウムは主にロシア、南アフリカ、北米で生産されますが、中でもロシアと南アで世界供給の8割を占めています。
ロシアの生産量については詳細は不明ですが、ニッケルや銅の副産物として生産され、在庫水準も白金などより潤沢と見られています。
南アフリカでは主に白金の副産物として産出されます。そのため白金鉱山での生産動向が直接、パラジウムの産出量に影響します。
北米の産出量はさほど大きくありません。カナダのノースアメリカン・パラジウム鉱山や、ニッケルの鉱山から産出されます。ロシアからの売却が減少した影響で北米の供給シェアは高まっています。
日本のパラジウム使用量は世界全体の4分の1を占めており、そのほとんどがロシアからの輸入で賄われています。ロシアからは、通常年末から年初にかけて代表団が来日して年間の輸出交渉を行い、これで足りない部分をスポット市場などで買い付けるという形となります。他の輸入先としては南アフリカや米国などが上げられますが、その割合は大きくありません。
パラジウムの価格は、需要国である先進国の景気動向を主要な要因として変動します
ロシアでは主要な相手国に年間ベースでパラジウムを売却しますが、相場水準や外貨獲得のために散発的にスポット市場での売却に動くことがあります。95年にはパラジウムの価格上昇による需要の減退を懸念して売却に動いたとされています。また、ロシア最大のニッケル精製施設であるノリリスク・ニッケル・コンビナートで94年に火災があった時には白金とともにその供給への不安感が高まりました。新規の鉱山開発が期待される一方で資金不足から設備の更新が遅れているのではないかとの指摘もあります。
パラジウム需要の大部分が工業用需要であるため、世界的な景気の動きも価格に影響を与えます。また、米半導体市場の動きや自動車向け触媒技術の進展、さらに排ガス規制の動きも重要です。
また、パラジウムは戦略物資として保有されており、米国が保有分の売却を予定しているとの報道を受けて下落したこともあります。もっとも、需給バランスに影響を与えるほど大量の戦略物資の放出は通常ないため、多くは短期間の動きにとどまります。
商品先物取引業者、金融商品取引業者[関東財務局長(金商)第287号]、金融商品仲介業者[関東財務局長(金仲)第548号]
加入協会:日本商品先物取引協会 , 一般社団法人第二種金融商品取引業協会