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商品先物取引について

初心者初心者コーナー『動画を交えて楽しく学べる』

商品先物取引の歴史

わが国の商品先物取引のルーツは、江戸中期に開設された大阪堂島の米会所取引です。海外では1531年にベルギーのアントワープで初めて商品取引所が開設され、発展を遂げてきました。その後、アメリカが世界経済の中心となるにつれて、ニューヨーク、シカゴの先物取引がヨーロッパを凌ぐ発展を遂げています。

ヘッジが最も有効な機能

商品の値段が下がってしまったら、仕入れ価格より安い値段で売らなければならないので損失となります。ところが、先物市場で売っておけば、値下がり益が発生して、損失をカバーすることができます。この先物市場で売っておくことを「売りヘッジ」と呼びます。仮に、現物の商品価格が仕入れ価格より上昇すれば、利益となり、先物市場では損失となりますが、現物の値上がりによる利益と相殺され、損失は発生しない事になります。この「保険つなぎ」が商品先物取引でもっとも有効な機能といえるでしょう。

図1

商品先物取引の必要性と有用性

商品先物取引は商品の大量な流通と自由な取引に欠かせません。多くの売り手と買い手がいる場合、商品の標準となる価格があれば、値決めも早くなります。また、将来の価格と取引数量を決めておけば、それまで、価格変動の不安にさらされず、しかも、倉庫に商品を置いておく必要もありません。その時期になったら、決めておいた価格で、決まった数量の商品を受け取ったり、引き渡せばよいからです。先物市場があれば、価格の指標が明らかになり、商品の品質が保証されるほか、地域間の価格差が平準化されるなどメリットは多いのです。

商品取引所は全国3都市、4取引所

商品先物取引は「商品取引所」という公設機関で行われています。日本全国では東京、名古屋、大阪の3都市に4つの取引所が設置されています。ここでは、貴金属、工業向け金属、ゴム、石油、穀物、砂糖、コーヒーなど、様々な商品が取引されています。

取引所 銘柄
東京工業品取引所 金(標準・ミニ)・銀・白金(標準・ミニ)・パラジウム・原油・ガソリン・灯油・アルミニウム・ゴム・商品指数
東京穀物商品取引所 一般大豆・Non-GMO大豆・トウモロコシ・小豆・粗糖・コーヒー(アラビカ、ロブスタ)
中部大阪商品取引所 金・ガソリン・灯油・ゴム・ゴム指数
関西商品取引所 小豆・粗糖・コーン75指数・コーヒー指数・冷凍えび・トウモロコシ・米国産大豆
JCFIA 「読めばなっとく・リスクヘッジ~実践編」
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